玄関に飾る絵をどうするか、迷っている人もいるのではないでしょうか。
玄関は、単純に人の出入り口であるのと同時に運気が出入りする場所なのもあり、
いつでも掃除をしてきれいですっきりとした状態にしておきたいものです。
でもあまりにシンプルすぎると、物足りなさを感じることも…。
清潔であることも風水的に良い玄関の条件の一つではありますが、
なによりも明るい雰囲気であることがとても大切です。
せっかく整理整頓の行き届いたきれいな玄関であっても、
なんだかどんよりとした雰囲気だったり殺風景だったりして暗い印象があると、
あまり良い運気が入ってきているような感じがしません。
もちろん、明るくしようとして玄関を派手にしすぎても
インテリアとマッチしなかったりするので、なかなか難しいところです。
そういったときは、玄関に絵を飾ることをおすすめします。
風水的にも絵を玄関に飾ることは、強い運気アップにもつながる手軽に試しやすい手段です。
しかし、玄関に飾る絵はどんな絵でも玄関のどの場所でも良いわけではなく、
絵柄や配置をしっかりと吟味して決めるのはとても重要になってきます。
まずは、
- 絵を玄関の正面には置かないこと
- 絵柄は明るい印象があるものを選ぶ
といったところを意識してみましょう。
そんな人にとっても玄関に飾る絵を選ぶのは重要になってくると思います。
玄関に飾る絵の重要性や選び方についても、解説していきたいと思います。
■風水を意識するなら玄関に飾る絵にもこだわろう
玄関に絵を飾るといっても、そんなに風水的に変わるものなの？
と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
絵にはさまざまなパワーがあるように、玄関の空気を浄化する、
運気の巡りをよくするなど、玄関のエネルギーを変えてくれます。
絵を飾るだけで家のなかの雰囲気が変わったなと感じることもあるのではないでしょうか。
ただ、どんな絵を飾ってもいいのではなく、
風水などの知識を活かしながらいかに開運効果の高い絵を選ぶのかによっても変わってきます。
玄関に飾る絵こそこだわり、納得できるものを選びましょう。
また、玄関に飾ると良い絵と悪い絵は、下記になります。
▼玄関に飾ると良い絵
- 明るい印象の色使いの絵（暖色系）
- 花や植物
- 山などの風景画
- 龍
▼玄関に飾ると悪い絵
- 冷たい印象の色使いの絵（寒色系）
- ジグソーパズル
- 人物画
- 動物（龍と虎は除く）
玄関の雰囲気を明るくするという点からも、
色使いは明るく温かみのあるものを選ぶようにしましょう。
特に黄色は金運アップに効果もあるため、モチーフと色の組み合わせで選ぶと失敗しにくいです。
寒色系は、特に青色だと仕事運、勉強運には効果はありますが、
玄関に飾る絵で活かそうとすると、
絵によっては運気の低下になってしまうこともあります。
どうしても家の中で飾りたい場合は、玄関以外の場所を選んで飾りましょう。
玄関よりも特に運気アップに役立つ場所があるかもしれません。
花や植物の絵は、風水において生命の象徴となりますので、恋愛運に効果があります。
風景画の中でも山の絵は、良い気が溢れ出す場所である龍脈ごと山を模していることで、
わずかでもそのエネルギーを得られるとされています。金運と仕事運に効果があります。
龍の絵も、エネルギーの象徴である龍を模していることから、
とても強い力を持ち、縁起物としても扱われるため、玄関に飾る絵としてふさわしいです。
逆に玄関に飾ってはいけないジグソーパズルは、
一つ一つが小さなピースで構成されていることから崩れやすいため、
家族運が低下すると言われています。
一見ジグソーパズルを飾るというのは、
インテリアとしてもおしゃれにも見えますが、気の出入り口である玄関は避けたほうが良いです。
人物画も、人を追い出すという意味がこもるため、家庭運の低下を招きます。
動物の絵は、入ってきた運気を吸い取りやすいため、
玄関に飾る絵としては向いていません。
龍と虎は縁起物のため、その限りではありませんが、
配置を間違えると運気の低下になってしまうこともあるため、
しっかりと絵を置く位置にはこだわりましょう。
■風水的から見た玄関に飾る絵の役割とは？
玄関は家の中で最も重要な部分で、そこにすべての良い気が入り、
悪い気が出て行きます。そんな気の流れが循環する玄関に
龍の掛軸、絵画を飾ることで「縁結び」の効果があると言われております。
そして、絵を使って家の玄関を飾ることは、家に幸運と繁栄をもたらします。
良い絵を飾ることによって、雰囲気が明るくなり、
玄関に調和が生まれるという状態が風水的にも非常に良い空間となり、
様々な良い運気を招き入れることに繋がるのです。
■玄関に絵を飾る前に抑えておく注意点
玄関と家の入り口は、ポジティブなエネルギーで迎え入れられるように
整頓し、風通しが良く、美しい状態を保つ必要があります。
玄関から入って正面に絵を飾ることで、運気の流れが妨げられてしまうため、
入ってすぐの正面には飾らないようにしましょう。
また、植物や花は平和と幸福をもたらすと信じられているため、
装飾として使用するが良いのですが、観葉植物ではない場合には、
枯らさないように注意して、定期的に水を差し、メンテナンスしましょう。
どうしても植物を飾る場合は、
陽の光がなくても大丈夫な品種を選ぶと枯れにくく、風水的にも恩恵が得られます。
玄関が散らかっていたり、汚れていたりすることは、
家の中にも、くすんだ氣が入り込むことを意味します。
風水を活かすならば、前提として玄関は必ず清潔であることを意識してください。
■玄関に飾る絵を決めるときのポイント
絵にも種類がたくさんあるからこそ、
玄関に飾るものはどんな選び方をしたらいいのかも迷う部分だと思います。
家や玄関の広さによっても変わります。
玄関に飾る絵を決めるときのポイントにはこんなものがあります。
・絵は大きいほうが開運パワーも高い
開運のために玄関に飾る絵を選んでいるであれば、
大きさはあなたの視点からみたときに「少し大き目かな」と思えるものにしましょう。
風水的な視点でいえば、絵のサイズが大きいものほど、
エネルギーの量も多くなるといわれています。
部屋の広さによっても違いますし、バランスのとり方なども重要です。
ただ、小さく存在感のない絵を飾るのであれば、思い切って大きな絵を飾るほうが運気にとっても効果的です。
・豊潤拓生
絵の真ん中に丸く大きな円を描き、
龍を描いたパワーを感じられる作品です。玄関に飾るだけでも存在感がありますし、
思わず目を引くような特徴があります。明るい色彩と陰の色彩を合わせているおしゃれな作品です。
・神聖宿魂
黒をベースにした龍の絵になり高級感のあるかっこいい印象なのが特徴です。
玄関には明るい絵がいいと思っている人もいるのですが、
家の雰囲気によっては陰で引き締めたほうが、バランスが取れる場合もあります。
・心気大成
黒と赤を合わせた、力強い作品です。
神聖な雰囲気もあること、たくさんのエネルギーが感じられます。
暗くなってしまいがちな玄関を明るくしてくれること、
見るだけで元気をもらえるなどパワーをたくさん感じながら過ごすようにしてください。
・質の高い絵にはエネルギー量が多い
玄関は家族が出入りする場所でもあり、人目につきやすい場所でもあります。
玄関に飾る絵はなんでもいいわけではなく、質にもこだわるようにしましょう。
絵の質は誰もがわかる部分ですし、
シリアルナンバーのついているような絵になると、エネルギーの量も桁違いに多くなります。
見るだけで心が揺さぶられるような絵があるように、運気を高めるためにも、
玄関に飾る絵は質も意識するようにしましょう。
・輝想天命
黒とゴールドをメインに描いた高級感のある作品です。
落ち着いた印象になるので、玄関に飾る絵としてもおすすめです。
シックな印象ではありますが、エネルギーの高さはもちろん、存在感のある龍が印象的です。
■まとめ
玄関に飾る絵の選び方について、詳しく紹介していきました。
運気の出入り口でもあるからこそ、玄関にどんな絵を飾るのかによっても変わってきます。
色も明るければいいわけでもありませんし、全体のバランスなども意識しながら選ぶようにしましょう。
何より、玄関という場所は外と家で自分の心のスイッチを切り替える場所でもあります。
外で抱えていた緊張を解き、一息つける玄関に置いてある絵は、
心安らぐものや元気がもらえるものを選びたいところですね。
また、玄関に飾られた絵は家のイメージを印象付ける要因にもなりますので、
人を招き入れるときにおもてなしにふさわしいかどうか
というポイントも忘れないようにしてみてください。
