絵画を飾ることで幸運が引き寄せられるとも言われています。
絵画にはそれだけパワーがありますし、一気にその場の雰囲気を変えてくれます。
風水においても、絵画は幸運を呼ぶラッキーアイテムとして扱われており、
窓がない部屋でも窓の代わりの役割を持って、運気の出入り口になります。
違和感なくインテリアに取り込むことができるので、風水入門にもおすすめです。
幸運を呼ぶ絵画にはどんな種類があるのか?
また効果的な飾り方をすることで、その場のエネルギーを調整してくれます。
しかし、幸運を呼ぶ絵画以外にも、
飾ることで不幸になってしまう絵画も存在しています。
これらを飾ってしまわないように、飾る絵画にはこだわらなければなりません。
今回は、開運のための絵画選びのポイントについて、ご紹介していきたいと思います。
■幸運を呼ぶ絵画とは?
幸運を呼ぶ絵画とは、
風水的に良い運気を招き入れることができるエネルギーを持つ絵画です。
風水ではそれぞれどの方角にどういった開運効果が見込めるか、というルールが決まっています。
風水的なルールに則って絵画を飾ることで、幸運を呼ぶ、といったイメージになります。
風水的に絵画を飾るだけで幸運が舞い込んでくるのかと言われれば、
決して、どんな絵でもいいから飾ればいいわけではありません。
絵画はインテリアの一つとして、
その場の雰囲気を変えてくれる便利なアイテムです。
絵画の絵柄で、幸運を呼ぶといわれているのは、
主に海や山などの自然の風景を描いたものや、
人物や草花を描いたもの、動物の絵などの静止画だといわれています。
開運のための絵画を探している人は
風水などを自宅に取り入れたいと考えている人もいるかもしれません。
風水だと方向によっても飾る絵が変わるなどのルールもあるので、
取り入れるのが難しい…
と思っている人もいるのではないでしょうか。
幸運を呼ぶ絵画は絵の種類はもちろんですが、
眺めているだけで元気をもらえるものや、明るい気持ちになるなど、
気分の良くなる絵を選ぶようにしましょう。
人によっても違うので、必ずこの絵と決めずに選んでみるのもいいかもしれません。
それぞれの絵画の絵柄が持つ開運効果をご紹介します
■風景画
風景画は、幸運を呼ぶ絵画としては定番です。
例えば、海の絵であれば、おおらかな自然の様相に開放感もあり、見ているだけで心が落ち着くことでしょう。
特に水の描かれた絵は風水的にも水の気に大きく関わるため、モチーフとしてはぴったり。
ちなみに、海の描かれ方によって効果が変わるため、どんな海なのかという点はこだわりが必要です。
幸運を呼ぶ海の絵画は、出世魚が同時に描かれた絵画、穏やかな海の絵画、朝日が登る海の絵画などがエネルギーと運気を高めてくれるため、おすすめです。
山の絵の場合は、厳かにそこに存在するという安定感もあり、見ていて落ち着きます。
山の安定感は運気の安定も意味し、幸運を呼ぶ絵画と言えるでしょう。
山そのものがパワースポットとして扱われることが多いため、実際にパワースポットに選ばれている山が描かれている絵画を選ぶことで、より強力な開運効果が期待できるでしょう。
■人物画
人物画は扱いが非常に難しく、風水に慣れてきたタイミングで飾るのをおすすめします。
良い行いや偉業を成し遂げた人物を選ぶようにすれば、
人物画は幸運を呼ぶ絵画としての効果を発揮します。
スキャンダルが隠れていそうな人だったり、悪いことをした人の人物画や写真は、
開運には向かないものとなります。
■草花
草花の絵は、生命の象徴であるため、家内に生気を満たし、エネルギーに満ち溢れて活力的にしてくれます。
華やかで明るい暖色系を選ぶと、飾った場所の雰囲気も明るくなるので、初めて風水を意識してインテリアに絵画を取り入れる場合は、おすすめのモチーフです。
赤系は恋愛運、黄色系は金運にさらに強く運気アップに貢献します。
■動物
人物画同様に扱いが難しいですが、縁起の良い動物のモチーフを選ぶことで間違いありません。
縁起の良い動物の中だと、虎の絵は魔除けと金運アップ、象の絵は勉強運と人間関係の良好、うさぎの絵は縁結びと無病息災といったように、どの動物がどんな幸運をもたらしてくれるのかをしっかりと知っておくと良いでしょう。
■開運のためにも避けるべき絵画
幸運を呼ぶのとは反対に
開運によってよくないといわれている絵画もあります。
例えば、
幸運を呼ぶ絵画として良いとされる、風景画でも争いを連想させるものや色遣いが暗いものなど、
ネガティブな印象を持つものは、
開運とはいえないため、避けるようにしてください。
海の絵であっても、荒々しい波、雲に覆われて暗い海はやめましょう。
何より海の絵であっても、荒々しい波、雲に覆われて暗い海はやめましょう。
何より見ていて気持ちが暗くなるものは、せっかくの幸運を逃がしてしまう可能性があります。
無理して気に入らなかったり、
気分が悪くなるモチーフの絵を開運のためと飾るのは、開運には繋がりません。
絶対にこの絵でなくてはならないというものはないため、
自分が気に入っていて納得する、見ていて心安らぐモチーフの絵を飾るようにしましょう。
絵を飾る際の4つのルール
風水は、
調和のとれた環境を作り出すために
エネルギーのバランスに焦点を当てたものです。
自宅やオフィスに絵を飾ることは、
私たちの生活にプラスまたはマイナスの影響を与える可能性があるのです。
そして、より良い配置や適切な種類の絵や植物、置物によって、
家庭やオフィスにポジティブなエネルギーの流れを作り出します。
ただし、
絵を飾る前に次のルールを守ることでお部屋の気の流れが良くなります。
- – 絵は目の高さに配置する必要があります。自分より高くても低くてもいけません。
- – 絵画は頭の高さより上に吊るす必要があります
- – 絵画はドアや窓のすぐそばに置かないでください
- – 絵は鏡に向けてはいけません
家に絵を飾る前に知っておくべき風水の原則
風水の原則に従うことで、
健康と幸福を向上させ、さらには幸運を引き寄せることができると信じられています。
1) 色:
風水における色は、
特定のエネルギーを引き付けるために使用されます。
たとえば、富を引き付けたい場合は、お金を表す緑または金色を使用します。
2) 形状:
部屋の形状も重要です。
これは、環境との関わり方に影響を与えるためです。
たとえば、正方形または長方形の部屋は、
部屋の向こう側から人々がお互いを見ることができるため、
L字型の部屋よりも良い気が流れるといいます。
■方角によって変わる開運絵画の選び方
風水など方角によっても飾る絵画が変わってきます。
例えば「東」は五行のなかでも「木」をイメージします。
草花などの植物の描かれた絵画はとても相性が良いです。
対人関係に関する開運や家族全体の開運を求めている場合は、東に植物の絵画を飾りましょう。
「南」は、芸術などの知性を司る方角になり「火」をイメージします。
そのため、太陽や草木などのモチーフを選ぶようにしましょう。
南は火の気が強いことから、
飾る絵画に赤が強く取り入れられているものを選ぶことでより強く運気アップが期待できます。
「西」は「金」をイメージするため、
動物の絵画や人々が集っているようなものがおすすめです。
金運に大きく影響を与える方角になるため、金運アップは西の方角、と覚えておくと良いでしょう。
「北」は「水」をイメージするものになります。
水辺を描いた絵画が適しているため、海の絵を飾るなら、北がおすすめです。
暗く心がざわつくような絵柄や色使いのものは、逆に水の気が妨げられてしまうため、
なるべく明るく穏やかな絵柄であると良いです。
どんな運気をあげたいのかによっても、絵画の選び方が変わってきます。
開運を呼ぶためにも、飾る絵画選びも楽しめるといいですね。
幸運を呼ぶ絵画のなかでもおすすめのものを紹介します。
・灯(あかり)
黄金の背景に登り龍を描いた縁起のいい絵画です。
幻想的な雰囲気も感じられ、幸運を引き寄せてくれるような強い力を感じます。
白龍は最速の龍ともいわれており、
西を守るといわれる四神の白虎の代わりになると考えられています。
富や金運を高めるといわれ、財運を高めてくれます。西側に飾って開運を呼び寄せましょう。
・彩花
水色の龍が描かれた全体的に淡い色彩の美しい絵画です。
水を連想させることから、東や北側などに飾るのがおすすめです。
描かれている龍の目もとてもやさしく、穏やかな気持ちにしてくれる作品ともいえますね。
・恵比寿、大黒
開運といえば恵比寿様や大黒様は定番です。
笑顔がとても温かく、見ていて幸せな気持ちにしてくれる絵画です。
モダンでシックな印象の落ち着いた色使いなので、
部屋のレイアウトとも合わせやすく飾る場所を選びません。
詳細に描かれた美しい作品なので、玄関の入り口や階段、廊下にオススメです。
■まとめ
幸運を呼ぶ絵画を紹介しました。
開運のためにも何か絵画を飾りたいと考えている人にとっても、
どんな絵をどこに飾るのかはとても重要になってくると思います。
絵画1枚で部屋の印象が変わるのはもちろん、開運効果なども変わってきます。
まだまだたくさんの作品がありますので、素敵だなと思える作品を探してみてくださいね。